昨日は当直勤務でした。当直間、ある利用者の叔父(契約上の保護者)から、
利用者の入院中の母親が危篤状態なので、タクシーで病院に向かわせて欲しい。たぶん叔母がいるし、病室も本人分かるから…
何ていう電話が午後8時半の就寝薬の時間帯にやってきました。
タクシーで一人で往復できるか?
病室が分かるか?
たぶん叔母がいるから?たぶん?いなかったらどうする?
何ていう疑問を持ちなら、利用者が住んでいる施設の敷地内にある、旧職員住宅に電話を入れました。
状況を説明すると、「行きたくない」と言う回答が…。
しかも途中で一方的に電話も切る始末でした。
頭にきながら本人のいる旧職員住宅に行って色々、話をすると次のようなことが分かりました。
見たいテレビがある。
雨が降っていて、行くのが面倒。
母親に会いたいと思わない。
このようなことを平気で言っていました。
結果的に、説得して行ってもらいました。万が一のことを心配し半強制的なってしまいましたが…。
しかも当直体制で3人しかいませんでしたので、休日中の職員1名に出勤してもらい連れて行ってもらいました。
病院に行くと、母親は様態が少しよくなったようで、会話もでき手も握ることができたとのことです。
付き添っていた叔母に「今晩一晩付き添ってあげたら?」との言葉掛けに、しっかり強く「嫌です」「帰りたい。」と答え帰園してきたそうです。
最近、また短大、専門学校生などの実習生がやってきています。
そんな中、「知的障害者=純粋な人」などと思いこんでいる人がいます。
実際は、健常者の方にも色々な人がいるように、利用者さんにも色々な人がいるのが真実です。
今回の利用者さんは、就労もしているくらいで能力もまぁまぁある人です。
子供頃から、母親が精神病院に入院しがちであまり接していないこともあるかも知れませんが、他人に感心がほとんど無い人です。
一人でいることが好きな人です。
昨日のやりとりも、休日明けの明日、当直報告で報告されますが、「彼らしい」と職員の誰もがきっと思うことになるでしょう。
もう一歩踏み込んで考えるなら、「行きたくない」と答える彼は、案外悲しい存在なのかも知れません。
それにしても、施設の保護者や親族の方は、危篤となった際、近くに住んでいても家庭で利用者を迎えにくるような家族って本当に少ないですよね。
(本当に困っている際は、良いんですが…)
何年も預けっぱなしですから、施設ですることと家族がすることのラインなんて考える人も少ないかも知れません。
24時間、365日職員は全員いると思っているのではないでしょうか。
明日は、休日ですが入院していた課長が復帰してくるので引き継ぎと、4月から3人目の人が就労を開始するので、早朝から会社に挨拶に行く予定です。
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